中国には数多くのユネスコ世界遺産がありますが、その多くは特定の王朝の歴史と深く結びついています。 ここでは、このサイトの年表に登場する世界遺産を、由来となった時代とあわせて紹介します。
実際の海岸線をもとにした中国の位置関係図です。朱色の番号は下の一覧の世界遺産、白丸は主要都市の目安です。
殷後期の王都跡。2006年に世界遺産に登録された考古学上の重要遺跡。
孔子を祀るため山東省曲阜に建てられた廟。歴代王朝により拡張され世界遺産に登録されている。
陝西省西安近郊にある始皇帝の陵墓。兵馬俑を含む広大な陪葬区を持ち、世界遺産に登録されている。
秦代の版は現存部分が少ないが、後代の明代に大規模改修された部分が現在最もよく知られる姿として残る。
前漢の外交官・探検家。大月氏への使者として西域に赴き、その報告が後のシルクロード交易路開拓の端緒となった。
北魏の都平城(現・山西省大同)近郊に築かれた仏教石窟群。太武帝による仏教弾圧の後、文成帝の時代から造営が始まり、世界遺産に登録されている。
洛陽遷都を機に造営が始まった仏教石窟群。北魏から唐にかけて彫られた膨大な仏像群が残り、世界遺産に登録されている。
北京と杭州を結ぶ全長約1800kmの運河。隋代の建設を起源とし、元代に大幅な改修を経て現在の姿に近づいた。世界最長の人工運河とされ、世界遺産に登録されている。
長安城内に築かれた壮大な宮殿跡。高祖のための離宮として建設が始まり、後に歴代皇帝の正宮として拡張された。現在は国家遺跡公園として整備され、世界遺産の構成資産となっている。
内モンゴル自治区にあるクビライ即位の地・夏の都跡。「ザナドゥ」の名でも知られ、世界遺産に登録されている。
南京にある朱元璋とその皇后の陵墓。明・清両代の帝陵形式の原型となり、世界遺産に登録されている。
明・清両王朝の皇居として使われた宮殿群。現在は故宮博物院として多数の文物を収蔵・公開している。
河北省承徳に築かれた清朝皇帝の離宮。壮大な庭園を持ち世界遺産に登録されている。
兵馬俑・始皇帝陵についての詳しい謎解きは、別記事でも紹介しています。