南
南北朝 / 420 – 589
439王朝

北魏ほくぎによる華北統一

鮮卑せんぴ拓跋部たくばつぶが建てた北魏ほくぎは、太武帝たいぶてい拓跋燾たくばつとうの治世下で夏・北燕ほくえん・北涼ほくりょうなど華北に残っていた諸政権を次々と平定し、439年についに五胡十六国ごこじゅうろっこく時代以来続いた華北の分裂状態を終わらせた。これにより中国は江南の宋(劉宋りゅうそう)と華北の北魏が対峙する南北朝時代へと本格的に突入する。北魏は北方の遊牧民族柔然じゅうぜんとしばしば戦火を交え、この頃の国境防衛の様子は後に「木蘭辞」として語り継がれる、女性が男装して従軍したという物語の時代背景にもなったとされる。太武帝は晩年に仏教を弾圧する法難を起こしたことでも知られ、その反動から次代以降には仏教を篤く保護する政策へと転じていくことになる。

関連する建造物・国宝・人物
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建造物・遺跡
雲岡石窟
雲岡石窟うんこうせっくつ
北魏ほくぎの都平城へいじょう(現・山西省大同)近郊に築かれた仏教石窟群。太武帝たいぶていによる仏教弾圧の後、文成帝ぶんせいていの時代から造営が始まり、世界遺産に登録されている。
写真: Thebrainchamber1 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0
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