中国史には、都を守る城壁や国境を分かつ長城、要衝を扼する関所など、数多くの「城」が登場します。 ここでは、このサイトの年表に登場する城郭・関所を、由来となった時代とあわせて紹介します。
実際の海岸線をもとにした中国の位置関係図です。朱色の番号は下の一覧の城、白丸は主要都市の目安です。
山東省章丘にある竜山文化の代表的遺跡。文化名の由来となった遺跡で、版築による城壁跡が発見され初期の都市的集落の姿を伝える。
鄭州市にある殷代前期の大規模城址。初期の商(殷)の都のひとつに比定する説が有力で、版築の城壁跡などが発見されている。
山東省淄博市臨淄区にある斉国の都城跡。大規模な城壁や殉馬坑などの遺構が発見され、春秋戦国期の斉の繁栄を伝える遺跡として知られる。
秦代の版は現存部分が少ないが、後代の明代に大規模改修された部分が現在最もよく知られる姿として残る。
東晋・南朝の都であった建康(現・南京)の宮城跡。現在の南京市街地の地下から発掘調査によって基壇や道路の遺構が確認されている。
明・清両王朝の皇居として使われた宮殿群。現在は故宮博物院として多数の文物を収蔵・公開している。
河北省懐来県にある古戦場跡。皇帝英宗がオイラト軍に捕らえられた「土木の変」の現場として知られる。
万里の長城の東端に位置する要衝の関門。呉三桂が清軍を招き入れ、清の中国支配の端緒となった地として知られる。
歴代王朝の都の移り変わりや、中国の世界遺産も別ページで紹介しています。