殷
殷(商) / 1600 BC – 1046 BC
c. 1600 BC王朝

湯王とうおうによる殷の建国

夏の桀けつを鳴条めいじょうの戦いで破った湯王とうおうが、新たな王朝として殷(商)を開いたと伝えられる。湯王は名宰相伊尹いいんの補佐を受けて内政を整え、周辺諸侯の信望を集めたうえで夏打倒に踏み切ったとされる。殷代には青銅器の鋳造技術が飛躍的に発展し、祭祀や占卜を通じて王権の正統性を示す統治体制が本格化していった。なお殷の建国当初の都の所在地については諸説あり、後の盤庚ばんこうの遷都によって都が現在の河南省安陽あんようの地に定まるまで、幾度か遷都が繰り返されたと考えられている。

関連する建造物・国宝・人物
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建造物・遺跡
鄭州商城遺跡
鄭州商城ていしゅうしょうじょう遺跡
鄭州ていしゅう市にある殷代前期の大規模城址。初期の商(殷)の都のひとつに比定する説が有力で、版築の城壁跡などが発見されている。
Wikimedia Commons(CC BY-SA)
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