唐
唐 / 618 – 907
690王朝

武則天ぶそくてん、周を建て皇帝に

太宗の後宮に入り、後に高宗こうそうの皇后となった武則天ぶそくてんは、高宗の死後に自ら政務を執る「臨朝称制」を経て、実子である中宗ちゅうそう・睿宗えいそうを相次いで廃立し、690年にはついに国号を周と改めて自ら皇帝に即位した。中国史上唯一の女帝として君臨した治世では、密告や酷吏を用いた恐怖政治で反対派を厳しく弾圧する一方、科挙による人材登用を大きく拡大して身分によらない官僚の登用を進めるなど、後の開元の治につながる人材基盤を整えたとも評価される。晩年の705年には宰相張柬之ちょうかんしらによる政変(神龍革命)で退位に追い込まれ、国号は唐に復されて息子の中宗が復位した。その治世に対する評価は現在も賛否が分かれるが、女性が皇帝の座に就いたという事実自体が中国史上極めて異例な出来事として記憶されている。

関連する建造物・国宝・人物
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建造物・遺跡
乾陵
乾陵けんりょう
武則天ぶそくてんと高宗こうそうの合葬陵。文字の刻まれていない「無字碑」など多くの謎を残す陵墓として知られる。
写真: 猫猫的日记本 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0
関連する人物
武則天
唐の高宗こうそうの皇后から皇帝に即位した中国史上唯一の女帝。科挙官僚の登用を進めるなど独自の統治を行った。
18世紀の中国皇帝肖像画帖(大英図書館蔵) / Wikimedia Commons(パブリックドメイン)
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関連作品
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映画・ドラマ
The Empress -武則天-
書籍・漫画
『則天武后』(陳舜臣)
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