始皇帝の帝国が崩れ去った後、天下を制したのは貴族ではなく、一介の農民出身の男・劉邦であった。武帝の代には版図を西域まで広げ、シルクロードが開かれ、儒教が国家の思想として定められる——四百年におよぶ「漢」の名は、こうして中国そのものの代名詞となった。