夏
夏 / c. 2070 BC – 1600 BC
c. 1600 BC王朝

桀けつ王の暴政

夏王朝最後の王とされる桀けつは、寵姫の妹喜ばっきを溺愛し酒池肉林の享楽にふけって、民力を顧みない苛烈な統治を行ったと伝えられる。諸侯や民衆の信望を失った結果、東方で台頭してきた商(殷)の湯王とうおうに離反する勢力が相次いだとされる。桀の暴虐ぶりを伝える逸話の多くは殷周以降の史書に記されたものであり、勝者である殷側の史観が反映されている可能性も指摘される。それでも桀は後世、殷の紂王ちゅうおうと並んで「暴君」の代名詞として繰り返し引用される存在となった。