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中華民国 / 1912 – 1949
1912王朝

中華民国の成立

辛亥革命しんがいかくめいの広がりを受け、1912年1月、海外から帰国した孫文そんぶんを臨時大総統として南京に中華民国臨時政府が樹立され、秦の始皇帝しこうてい以来2000年以上にわたり続いた皇帝支配の歴史がここに終わりを告げた。しかし革命勢力は当時なお圧倒的な軍事力を握っていた北洋軍閥の実力者袁世凱えんせいがいと妥協し、清朝皇帝の退位実現と引き換えに大総統の地位を袁世凱に譲る「南北議和なんぼくぎわ」を成立させる。この結果、孫文はわずか数か月で大総統を退き、首都も袁世凱の基盤である北京に置かれることとなり、南京臨時政府は短命に終わった。新国家は漢・満・蒙・回・蔵の五民族の融和協調を意味する「五族共和ごぞくきょうわ」の理念を掲げ、五色旗を新たな国旗に定めたが、その後まもなく袁世凱自身が独裁化を強め、一時的に帝政復活を企てる(洪憲帝制こうけんていせい)など、成立当初から中華民国の共和体制は極めて不安定な出発を強いられることになった。

関連する建造物・国宝・人物
※ 画像はWikimedia Commonsのパブリックドメイン/CCライセンス素材を使用しています(各画像下にクレジット表記)
建造物・遺跡
南京総統府(旧跡)
南京総統府(旧跡)
南京にある近代中国の政庁跡。孫文そんぶんの臨時大総統就任式が行われた地であり、現在は史跡博物館として公開されている。
写真: Dirrival / Wikimedia Commons(CC BY-SA)
関連する人物
孫文
中華民国の建国指導者。三民主義さんみんしゅぎを提唱し、辛亥革命しんがいかくめい後の臨時大総統に就任した「国父」として尊称される。
撮影: 上海同生照相館(1911年) / Wikimedia Commons(パブリックドメイン)
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