都を東へ逃れた周王朝は、もはや天下に号令する力を失っていた。名目だけの天子のもと、諸侯たちが覇を競い合う——斉の桓公、晋の文公。孔子が生まれ、諸子百家の源流が芽吹いたのも、この分裂と混沌の時代であった。